胸が小さいがために、上手く行かなかった恋愛

胸が小さいと、痩せて見えたり、華奢に見られたり、いやらしさを感じさせないなどのメリットはあるのですが、色気を出したいときには、逆効果です。私の場合、まな板のような感じ(一応bカップ)なので、ブラジャーを外した大変なことになってしまいます。

普段はブラジャーの中に無理矢理周りの贅肉を詰め込み、パットを利用してそれなりに胸があるように見せてはいたのですが、これを外すというときは本当に怖いものです。

昔、付き合っていた大好きな彼に嫌われたくなくて、大きめのパットを利用して、胸を偽装していたんです。パットで寄せてあげれば、服の上からはそれほどまな板状態だとは感じられません。ちょっとした谷間を見せることも可能だったので、多分彼は私の胸が小さいということに気づいていなかったんだと思います。

そのうち、胸は大きい方がいいか、小さい方がいいかという話題になり、「彼は断然大きい方がいい」と言い出しました。

そして、私を指さして、「結構あるよね」って嬉しそうに言ってくれたんです。その時は笑って過ごしたけど、いつか服を脱ぐ時が来たらどうしようと悩みました。

そして、そう遠くないある日、彼に家に遊びに行ったときに、そういう雰囲気になってしまったんです。胸にはパットが大量に詰め込まれている状態です。しかも昼間です。これは逃げられないと思い、覚悟を決めて、「ごめん」と言いました。

胸が小さくてごめん、のつもりだったんです。でも、彼には「ごめん。あなたとはできない」と受け取ってしまったようです。さみしそうに私から手を離しました。その時に、本当は私は「胸が小さくて」って説明すれば良かったのかもしれません。

でも、それで嫌われるのも怖くて、言えなくて、そのまま私は逃げるように彼の家を飛び出しました。

したくないわけじゃないのに。でも誤解を解く勇気もなく。その後、話はしたけどその時のことには触れず、何となくギクシャクするようになってしまって、自然と距離が出来てしまいました。そして、そのうち「他に好きな子ができた」と振られてしまいました。

もし胸が大きかったら、あんな風に悩むこともなかったのに、と思います。偽ることが悪いんですけどね。それ以来、胸を偽ることはやめました。でも、そうすると、胸の開いた服とかも全然さまにならなくて、似合わなくて悩んでしまいます。